登場人物
薄井レン
REN USUI
弘前未来大学 理工学部 1年
このままじゃマズイかも。
青森県弘前市出身。小学校の時から成績はそこそこで、周囲に勧められるまま「理系なら潰しがきく」という理由で弘前未来大学の理工学部に進学した。課題レポートに追われる毎日。だが、心のどこかで思う。「本当に、自分がやりたいことって何なんだろう」そんなある日、学内掲示板に貼られた“地域課題クエスト”のチラシがふと目に留まる。軽い気持ちで参加を申し込んだその一歩が、レンの閉じた世界を少しずつ開いていく。

藤咲ミナ
MINA FUJISAKI
青森公域大学 地域経済学部2年
地域のために何ができるんだろう。
青森県青森市出身。地元が好きで、「地域の力になりたい」という思いから、青森公域大学の地域経済学部に進学した学生。人口減少や商店街の衰退など、学ぶほどに地元の課題を実感し、「地域のために何かしたいけど、自分に何ができるんだろう」というもどかしさを抱えている。そんな中、“地域課題クエスト”の話しを聞き、小さな期待と不安を胸に、参加を決める。

三神ユウト
YUTO MIKAMI
八戸情報高等専門学校 情報工学科3年
現実世界って、つまんないことが多いよな。
青森県八戸市出身。授業よりもPCゲームの方が好きで、気づけばプログラムや改造ツールを触るようになっていた。どこか斜に構えていて、「別に期待されても困るんだけど」と、素直になれないところがある。ある日、ユウトのパソコンに突然届いた“電脳空間の異常ログ”。「へぇ、なんか面白そう」と軽い気持ちで解析を始めた瞬間、彼は地域課題クエストの世界に巻き込まれていく。

Scene00|ふと感じた "モヤモヤ"。
「なんかこのままじゃマズイ、でも何をやったらいいのか分からない…」
「地域の未来ってどうなるんだろう、自分に何かできるのかな…」
「色々知識は学んできたけど、こんなんが本当に役に立つのかな…」
そんな“モヤモヤ”を抱えた瞬間こそ、地域課題クエストの物語が静かに動きはじめる合図。
Scene01|出会ったのは自分の"可能性"。
地域課題クエストでは、地元企業が抱える“リアルな課題”を学生が受け取り、ヒアリングし、仲間と対話しながら本質的な課題を見つけていきます。その過程で生まれるのは、世界のどこにもない、自分たちの視点でつくりあげる解決アイデア。
Scene02|仲間とともに、想いをカタチに。
地域課題クエストでは、チームで力を合わせながら課題の理解 → 解決策の検討 → プロトタイプづくりへと進んでいく。各チームには、地域やビジネス、テクノロジーに詳しいNavigator(専門家・実務家) が加わり、プロの視点からアイデアを磨き上げてくれる。
Scene03|やってみてはじめて、見える景色。
どれだけ良いアイデアでも、試さなければ“空想のまま”。地域課題クエストでは、生まれたアイデアを実際の企業と一緒に検証し、本当に役に立つのか、効果があるのかを確かめていく。そこで見えるのは、サービスを使ってくれる人の笑顔、企業の方の感謝の言葉、そして自分が起こした確かな”変化”。
"今のボクたちなら、きっとやれそうな気がする。"

